オレンジ定食

ネチネチ星人のフルコース

【きょうのできごと】を味見する。

と、タイトルでは記しましたが、

 

ここ2週間ぐらいのぼくのできごとを吐露させて下さい。

 

誰も異論は認めない。

 

【5月17日(水曜日)】

 

ぼくはいつも通り仕事(研修)をして、帰って、のんびりしてたとこにですよ、

 

事件は起きた

 

起きたんです!!!

 

普通に好きな子と連絡とってたんですよ、そしたらですよ???

 

好きな人『◯◯ん家って泊まれる??』

 

ぼく『泊まれるよ〜』

 

まあ、まさかね好きな人が泊まるとかじゃなくて、と思ってたんですよ

 

好きな人『本当に??したら25日泊まりに行くね』

 

ぼく『え、誰が泊まるの?』

 

好きな人『ワタシ』

 

ぼく『だと思った』

 

※俺妄想

 

思ってませんでしたーーーーーーー

 

ぼく『キターーーーー』

 

俺の時代勝手に

 

ぼく『キターーーーー』

 

ていうか  

 

ぼく『コサセターーーー』

 

俺の時代『待たせたな』

 

ぼく『本当だよ』

 

※ここで妄想終了

 

1人で5月17日の水曜日の確か夜22時ぐらいに

 

めっちゃ発狂してた

 

その後なぜか嬉しくてお風呂入って『風になりたい』を熱唱して

 

途中起きてきた祖母であるいせ子に

 

いせ子『仕事が辛いからって風邪なんてひいたらいけません』

 

ぼく『そっちじゃねーーーー』

 

みたいな会話するわけないじゃんなんて言えないよ

 

その後も、

 

 

ぼく(え、普通に泊まりにくるか?え、そもそもえ、俺があなたのこと好きなの知ってて泊まりに来てんの?え、襲っていいの?襲うか。いやいやいやいや早まるな)

 

とかふつーにシラフを装いながら

 

ぼく『え、俺ん家汚いよ?てかエアコンないよ?息苦しいよ?生活水準やばいよ?』

(来て欲しいのに来ないようにしむけるこれが恋)

 

好きな人『寝床さえあれば良い』

 

ぼく『もしかしたら夜寝ている間に誰かに襲われるかもしれないよ?ていうか俺が襲っちゃうよ?』

 

好きな人『黙れブス』

 

みたいなやりとりをしたんですが、

 

もーそっから

 

ぼくの5月25日までは言うまでもありません

 

世界が薔薇色に生まれ変わりました

 

朝起きても会社行くまで鼻歌歌いながら

 

ぼく(あっ、朝ごはんいつも白米と食べるラー油だけど、食パンに蜂蜜とクリームチーズの方がいいかな)

 

とか考えたり

 

満員電車の中でも

 

ぼく(相変わらず暑いな〜そういえばアイス夜食べたらいいんじゃね?そういえばピノ好きだったよな買っておこうかな)

 

とかまじでストーカー的なこと考えたり

 

 

仕事してる間も

 

ぼく(部屋汚いけど、どーしよ、土日暇だし、部屋掃除しちゃおっかなあ)

 

とか普段【掃除】なんてワードこの世から葬り去りたいほど嫌いな言葉がどんどん頭の中でリフレインしたり

 

寝る前も

 

ぼく(いつも二段ベッド下で寝てるけど好きな人って上下どっちがいいのかな。)

 

とか くっそどーでもよくていーことまで考えてしまったり

 

ぼく(そう言えばじゃがりこのじゃがバター好きだよないつもチーズかサラダだけど、ひとつぐらい用意して夜2人でじゃがりこじゃがりこしようかな)

 

とか

 

ぼく(あーなんか、あ、そう言えば、中学の時親に内緒で買ったグラビアのdvdどうしよどこに隠そう。ていうか一緒に見れたり出来んのかな。笑い話になるかな)

 

とかさ、

とかだよ、

とかだよね!!!

 

本当にそれこそくだらないことばっかり当日の朝まで考えてたんですよ。

 

で、当日の朝ですよ。

 

【5月25日木曜日】

 

好きな人『今日はやっぱりやめるーーー』

 

うそだーーーーーーーーーー!!!!!

 

まあ、人生そんなもんですよ。

 

まあ、ブログ拝見してる人達は

 

『この展開待ってた』

 

とか

 

『だと思った』

 

とか

 

『ざまあみろ』

 

とか

 

っていうんですよ。

 

当事者になってみてくださいよ

 

絶望のふたもじですよ?

 

誰かが

 

感情は生き物だから

 

って言ってたけど本当ですよ。

 

同僚A『原田君の妄想は、妄想で終わりそうだな〜』とかついこの前言われましたけど


【妄想は妄想で終わりましたよ】

 

終わらせてやりましたよ。

 

終わってやったんだよ。くそ。

(おきまりの流れ)

 

ぼく『泣いていいですか?』

 

RAD『いいんですよいいんですよ』

 

ぼく『そこはよくねえよ』

 

って、RAD WIMPSの曲が流れてる間に1人CDレコーダーにツッコミ入れたりしちゃいましたよ。

 

嘘ですけど。

 

いやね、平常保ってるように見えますけど、

 

めちゃくちゃ楽しみにしてましたよ。

 

この、ね、だってさ、

 

ずっと好きだった人が1人で泊まりにくるんだよ???

 

まあでも

 

普段から好きな子は『今日やっぱりなしで』みたいなエラーを連投するピッチャーだったんで、

 

ぼく(もしかしたら当日も泊まりに来ないかも)

 

ぼく(いや、でもくるよな泊まりに)

 

と思った矢先ですよ

 

絶望とはこのことかって

 

思いながらも

 

ぼく『了解!!!』

 

って一言返信してやりましたよ。

 

くそ!!!

 

泊まりにこさせる力がない自分を責めたい!

 

てか、

 

好きになってもらえる力がない自分が不甲斐ない!!!

 

と当日25日の仕事帰りまでずっと思ってたら

 

帰りの本屋で

 

こんな本を手に取りこんな言葉を見つけました。

絶叫委員会 (ちくま文庫)

絶叫委員会 (ちくま文庫)

 

 

【今までの平和だった7年間にありがとうって言いたい】

 

この言葉を吐き出したのは

 

長年の間付き合っていた彼氏から突然別れを告げられた女の子で、この言葉はその子の第一声だったらしいんです。

 

そんな彼女が純粋に凄いなあと思いました。

 

著者の穂村さんも『理由を聞くでもなく責めたりもしない』

 

と気付いてるんですがそうなんですよ俺なら迷わず

 

刺してた【メンヘラ発動】

 

彼女はおそらくこれからも続くであろうと勝手に思っていた生活(彼氏との日常) が彼氏の一言で急に日常が180度変わっているのに対し

 

ぼくもおそらく確実に起こるであろう事実(好きな人が家に来ること)が当日のしかも朝に好きな人からの一言でそれまでの日常が急に変わっていた

 

なんで自分と重ねたかって、それは、

 

当日泊まりに来なかった事実はショックな事実だけれども、

 

泊まりに行くねって言われたあの瞬間から、あれはどーしよこれはどーしようって本当にくだらないことばっかり当日の朝まで考えてた悩んでたあの時間が

 

少し時間が経った後に

なにより愛しいものだったなって少し思ってしまったからです。

 

いやマジで。

 

だから、まあ、彼氏でもないし、お前誰だよなんて言われるのは当然だし、

 

やっぱり直接

 

この1週間ありがとう

 

なんて好きな人に言ったら『なにキモ』って言われるのオチだから

 

『今までの非日常だった1週間に、ありがとうって言いたい』

 

とか言って綺麗に納めたいけど結局俺

 

弄ばれてるよね!!!