さて、ここ1ヶ月でだいぶ暖かくなりました。いや、暑くなりすぎかもしれません。いや、暑すぎ。
キレそう(落ち着け!!!)
因みに4月に入ってから、好きな人や、周りの友人などは、恋人と公園などに出かけてピクニックしていたらしいです。
キレそう(落ち着け!!!)
春先だと、冬の気温とは段違いの暖かさで思わず外に出たくなりますよね。
もしかしたら、もう今年に入って家族や友達、恋人、もしくは1人でピクニックしに行った人もいるかもいれません。
さて、今回のブログのタイトルにもなってる【夜のピクニック】、実は小説の題名なんですね。なんですよ。
あらすじは、こんな感じ。
高校3年生の主人公である甲田貴子が通う高校の一大行事である【歩行祭】。
この【歩行祭】、全校生徒が80キロを24時間かけて歩き通すというなんとも鬼畜の所業。
この小説は主人公の甲田貴子が高校3年の最後の歩行祭について描いています。
貴子は、この歩行祭にひそかに実行しようと思っていたことがあるのだが、、、
とまあ、こんな感じですよ。
適当かよ!
そーですが何か!?(開き直ったよこいつ)
僕自身は、この本を読むまで24時間かけて歩くことなどなかったので面白い設定だなと思いました。
文章の表現力や、登場人物たちの魅力や会話の面白さなどがないとつまらない作品になると思いますが、それを面白くさせることに見事成功してる恩田陸、
さすがだな、褒めてやろう!(何様だよ!!!)
蜂蜜と遠雷でも話題になりましたよね。
24時間かけて歩く中で、主人公、そして、主人公の周りの友人などが、語り合ったり、笑いあったりするんです。それがつまり青春なんだよな。
殺人事件などはもちろん出てきません。
(湊かなえとか東野圭吾だったら運動会と修学旅行を題材にしてもバンバン人殺しそう)
嘘です!すみませんしたっ!!!
この【夜のピクニック】は高校生の頃にはじめて読んだのですが、個人的に何度も読み返してしまう名作です。
実はね!!!
この【歩行祭】という設定ですが、実際の高校でも行われてるらしい。
それを知った瞬間、高校時代に歩行祭を体験した&これからする人に激しく嫉妬しましたよ。
最高じゃねえか(泣くな!!!)
読んでて思うのは、夜になってからのシーンがいいんですよね。
昼間あまり話さない話題であったり(よくある修学旅行の部屋での会話)、
夜中に飲む缶コーヒーやお菓子(ドライブの休憩がてらSAで飲む缶コーヒーやフードーコートでの食事)であったり、
【高校】といい、【大学】といい、
可笑しいくらいに楽しかった。
夜って危険も沢山あるけど、それ以上に魅力的ですよね〜。ほんとに。
好き(何が???告白????小声にならないでっっっ)
さて、この小説の中で好きなシーンがあります。
【忍】という登場人物から発せられる言葉です。この【忍】、
名言マシーン(落ち着け!!!)
さて早速忍の名言を紹介しよう!!
忍【世の中って本当にタイミングなんだよな。順番と言ってもいいけど。】
忍の親友である西脇融に、ある出来事で激しく後悔をし、タイミングこそ人生で重要であると説いてるシーン。
ぼく自身も、
【タイミングが悪かった。だから仕方ないよな。】
ってことはしばしばあるんですが、
最初からタイミングが悪かったからの一言で片付けられるのも、なんかぼくは嫌だったんですね。多感なあの頃は。(と言うか2.3年前。)
でも、タイミングって本当に大事だなと痛感します。
今、ぼくの好きな人は高校から付き合ってるんですが、大学1年の夏頃一回別れてたんですね。
1年の秋頃諦め半分で声をかけたら奇跡的に接するようになって、1年の終わりにはだいぶ仲良くなってたんです。
見た目が堀北真希より可愛いから、
『こんな子と仲良くなれるなんて一生ないな』と思ったし、『この関係壊したくないな』『告白してなんか嫌な雰囲気になったらやだな』とあれこれ思っていたら、
いつのまにか2年の夏に元彼氏と復縁してしまった。
キレそう(再発!!!)
その時に既に流行っていたラインで一言。
『元彼と復縁した。』
って言われたのを今でも覚えてる。
あー、好きな人絶対自分が好きな人のこと好きだって知ってたんだなって。
それ含めて復縁したんだなって。
激しく後悔したのと同時に自分を心底恨みました。
女の子って待たされるの(告白するの遅い人とか)嫌いだけど、一度付き合って愛した人はずっと(例えば留学で1年とか離れても)待つことが出来るんだよなって、少し女の子を知った。
復縁してからは凄い順調な感じで、
今だからていうか、ブログだから、顔見えないから言うけどさ、
泣きそう(落ち着け!!!!)
人生に【もしも】は許されませんが、それでも何度も考えましたよ。
もしもあの時告白してたらなんか変わってたんじゃないかなって。
そこから【第1次病み期】の到来ですよ。【ファーストインパクト】の始まりですよ。
大学4年春まで続きましたよ。
あー病むの楽しかった(落ち着け!!!)
辛かった。
話戻そう。戻らないと、
戻ってこれない(落ち着け)
さっきの【忍】の会話の続きで、【忍】はタイミングの話を経て、
忍【もっと、こう、(融に)ぐちゃぐちゃして欲しいんだよ】
と、西脇融に伝えます。(何でこの流れになったかは、すみません小説読んでください、、)
先ほどは『病むの楽しかった』と冗談で言いましたが、
逆に考えました。
もしも、あの時付き合えてたら、この苦しみだったり、あの、禍々しい感情だったり、言葉に出来ない思いだったりを、知れなかったんじゃないかって。
知らずにただ幸せになってただけなのでは。と。
そう考えたら、
あの(この)大失恋は意味しかなかった。
また、小説では、【引き算の優しさ】、【マイナスの優しさ】について触れます。
【マイナスの優しさ】ってなんだと考えました。考え抜きましたが、あまり良い答えが見つかりませんでした。
プラスの優しさについて忍が言います。
【俺らみたいなガキの優しさって、プラスの優しさじゃん。何かしてあげるとか、文字通り何かあげるとかさ。】
子を持つ親目線から考えると分かりやすいかもしれません。
例えば子供の勉強なども、ずっと付きっ切りで見ていたり、いい塾を子供に紹介したり、勉強方法教えたり、応援したり、いろいろ口だしたり、ですかね。
知り合いには『テストの学年順位で2位になれたら、父親から5万もらえるんだ』と言ってた人が高校の頃クラスにいました。金で釣る感じでしょうか。
に対して、マイナスの優しさについて忍は、
【何もしないでくれる優しさ】
と答えます。
さきほどの例えを出すと、勉強についても何も言わない、見守り続ける。などですかね、、(すみません思いつきませんでした)
見守る。つまり、見返りを求めずに相手を思い続ける。つまり、
無償の愛(泣きそう)
さっきの忍の名言【ぐちゃぐちゃ】について、
【ぐちゃぐちゃ】=【青春の揺らぎ、煌めき、若さの影】=【臭くて、惨めで、恥ずかしくてみっともないもの】
と小説は(おそらく)解釈しています。【愛】もきっと【ぐちゃぐちゃ】した感じなのでしょうか。
ぽくぽんは自分なりに【ぐちゃぐちゃ】を言葉にしようと思った結果、
【ぐちゃぐちゃ】=【知らない(知りたくない)自分と沢山出会うこと。】
となりました。(そのまんま過ぎる、、、)
特に学生時代なんて多感中の多感じゃん?
以上!皆もぐちゃぐちゃになれ!!(適当かよ!!!)
最後に、
実は大学卒業前に、バイト仲間と2人で60キロを歩きました。
歩いてて50キロぐらいからひたすら思っていた
なんで歩いてるんだろって。(落ち着け!!!)