先日、久々実家へ帰った。
そんなこんなで、お腹空いてたから母親に
ぼく『なんかない?』
って聞いたら
母親『ちょっと待ってね』
と言われて
出されたのこれだった。
因みにこれ、
バカ美味い
ぼくがオススメしたいお菓子はこれ
これもバカ美味い。
さてこのダースのチョコを母親と食べている時にふと、リビングの電子レンジの上に置いてあるGODIVAの箱が目に止まった。
それに気付いた母親が一言。
母親『毎回思うんだけど、GODIVAとかそういうブランド品は基本頂いてしか食べないんだけどさ、そんなお菓子を食べている時ってさ、美味しいものを食べているっていうよりかは【ブランドっていう感覚】を食べている気がしてならないのよねえ。』
なんとなくわかる。
いや全く分かんねえわ!!!
実は、昔アルバイトしていた美大の後輩君とこんな話をした。
後輩君『なんか時々【これ芸術品じゃない?】って思うなんか綺麗なフレンチとかありません?懐石料理とかでもいいんです。』
原田『わかりますよ。テレビで何度か見たんすけど、なんか最後のソースをかけるにしてもそんな丁寧にかけるか!ってな感じで1つ1つのお皿の盛り付けに対して命かけてる感じがしますね。』
後輩君『なんかあれって芸術そのものって感じであんまり食べたいというか食べ物って感じがしないんですよね僕は。逆に暑い日に店前に出てる食品サンプルのクリームソーダとか。あれ凄いうまそうに見えるんすよね。
まあこれは一種の育ちによるものだなと感じました。
そりゃフランスで20年間料理食べてた普通に感じるよな。
さて、つまり後輩君の言いたいことは、
【実際のフレンチのような食べ物】→【芸術品と錯覚して食べれない。】
【実際に食べれない食品サンプル】→【実際の食べ物を連想させて食べたくなる。】
この錯覚、食事以外でも感じたことがある人はいるかもしれません。
あ、これは同期から聞いためちゃくちゃ面白かった話なんですが、
同期『大学3年の時イギリスのリバプールにさ留学したんだよ』
ぽ『ん』
同期『4ヶ月ホストファミリーにお世話になるから、日本のお土産なんかあげようと思って』
ぽ『ん』
同期『友達に相談したら食品サンプルとかいんじゃないって言われて』
ぽ『あーいいね』
同期『それありだ!って思って、ベーコンの食品サンプル買って持ってって渡そうと思ったら』
ぽ『渡そうとしたら?』
同期『ホストファミリー全員ベジタリアンだったわ』