オレンジ定食

ネチネチ星人のフルコース

【満員電車】を味見する。

満員電車で周りを見渡した時、思ったことないだろうか。

(まず、満員電車で周りを見渡す行為事態がくず)

 

あの人可愛いな、と。

 

美人じゃね、と。

 

はい!すぐさま行動!!!

 

二度とない人生いますぐ行動しよう!!!

 

なんて、すぐ行動して、女の人に声を掛けられたらどんなに人生楽しいだろうか。

 

ナンパに失敗しても、他人からの視線も気にせず声掛けて女の子に無視されても、

『今日ナンパしたけど無視されたぜ!』

なんて友達に言って『気持ち悪い』と言われても平気なメンタルが欲しいわけではない。

 

なら何が欲しいかって決まってるであろう。

 

可愛い恋人に決まってんだろうがあああ!!!

 

あううううううううう!!!!

 

なので、可愛い恋人を得るために、意中の女性を口説き落とすために、驚異の鋼のメンタルが必然的に必要なのである。

 

目的を間違えるな。

 

鋼のメンタルを得るためにナンパするんじゃない。可愛い恋人を作るために鋼のメンタルを得るんだ。

 

話は脱線しましたが、

 

今日!!!

 

朝!!!!!

 

めっちゃ僕好みの女の人が満員電車の中にいました。

 

ジロジロ見ると、不味いんで、チロチロ見たんですが、(そんな変わんねえよな)

 

めっちゃタイプな女の子だったんです。

 

僕の大学時代の同級生の女の子に、有村架純的要素を織り交ぜた的な?!!!

 

しかも、満員電車をなんか、嫌がって乗ってるっていうよりかは、

 

かったるそうに乗ってる姿が堪らなく好きだった。

(なんか凄いメンドくさそうな感じがたまらなく好きだった)

 

おそらく、大学生で一限の講義に間に合うためにあんな時間の電車に乗ってたのだろう。

 

でも、服的にちょっとキャリアウーマンぽさも充分あった。

 

いやーキャリアウーマンでいてほしいな。

でも、

 

可愛い子ってこの歳になると皆、

 

恋人いるよね〜!!!!

 

友達に

 

『彼氏いるなんて当たり前、それを奪い取ってこそ男だろ』

 

って昔言われたけど、そいつ、

 

メッチャイケメンでおもろかった。

 

ぽくぽんの話に戻そう。戻させてくれ。

そしてついに、満員電車に揺られながら、ウンコしてえなあとか思いながらの途中で出逢った(勝手に俺が1人で出逢ってた)その女の子を見て、ぽくぽんの失恋もここで終わるかレベルで結構心にドキドキきたんですけど、

 

流石に、

 

声掛けられねえよなあ!!!!!

 

結局僕は降りる駅降りて、その女の子は電車に残ってたんですけど。、。。。

 

ぽくぽんの今の好きな人も一目惚れから始まって、

 

なんとかして、仲良くなるために、

 

大学一年の夏、やっと、好きな人の部活の所属先を知って、入部までした男。

 

トーカーでしかない。

 

まあ、大学卒業してから今日の今日まで好きな人のこと好きでい続けて、人生にこれだけ幸せな恋愛を出来たら別にもうしなくても良いかなレベルだったんですけど。

 

だって、人を好きでい続けるって、疲れません???報われるならいいけど、向こうに恋人がいるのに、想い続けて、報われない恋ほど不毛なことはないと(周りから大学時代散々言われたけど)、今更気付いた所存であります。

 

なんか、今日。

 

久々、

 

女の子を拝んで良かったと思えた。

 

 ありがとう。人生かったるそうにしてた有村架純に似てる女の子。好きです。

 

 

で!!!なんで今日こんな話してるかっていうと!!!!

 

大学時代中、二度!!!!!!

 

(まだ仲良くなる前の)好きな人に!!!

 

講義が終わった後!!!!!!

 

『俺のハリボ要らない??』

(今思うと下ネタでしかない)

 

ってハリボのグミを渡そうとしたら

 

『要りません』  

 

って一蹴された。

 

そしてもう1つ!!!!

 

好きな人と講義が同じで席も同じの時、

(僕が偶然装って、隣の席に座ったんですよ)

 

さりげなーーーーーく、

 

消しゴム落としたんですよ。

 

好きな人どころか、

 

誰からも拾われなかったわ。

 

虚しさしかなかった。

 

 

 

 

そんな想い出を懐かしいなあと思いつつ、

 

明日も、もしかしたらあの女の人に会えるかもってことで、電車に乗るのが少し楽しみだなあ

 

と思ってしまう今日この頃。

 

希望の数だけ失望は増える。

それでも明日に胸は震える。

どんなことが起こるんだろう。

想像してみるんだよ。

 

では、また。

 

 

【back number】と【冬】と【クリスマス】を味見する

なんで、真逆の季節にクリスマスの話をするかって?

 

聞いてくださいよ。

 

実は今週の金曜、僕、本社勤務ラストだったんですね。

 

全然関係ねえじゃねえかって、そんなこと言わないで下さいよ。

 

これからなんですよ。話は。ってまずは、

 

本社勤務ラスト、

 

おめでとう!!!

(自分に言ってるんですよ)

 

ありがとう!!!!!

(自分が受け止めてるんすよ)

 

僕は本社がある御茶ノ水が大好きでした!!!

(ただの宣言ですよ)

 

てことで、来週の月曜から、

 

派遣先へと勤務となりました!!!!!

 

って、ことで、派遣先の上司から今日、メールを頂いたんですよ。

 

上司『じゃあ来週は〇〇駅の〇〇〇〇の11階に集合で。』

 

って、派遣先の最寄駅とビル名聞いたんですよ。

 

 聞いた瞬間

 

マジかー!!!

 

ってなりました。

 

実は、その派遣先の最寄の駅、

 

好きな人の最寄駅まで直通なんすよ。

 

直通ってどういう意味かっていうと、つまり、

 

繋がってるってことですよ

(下ネタみたいな言い回しやめろ)

 

つまり、

 

乗り換えしないで行けちゃうってことですよ。

 

やばナイスか?

 

やばナイスか???

 

激アツううううう!!!!

 

俺結構ストーカー気質な考えなんで、華金とか

 

ぽくぽん『あっ、そのまま好きな人の家まで行っちゃおっかなー』

 

ってノリで行きそうで怖い。自分が怖い。

(メンヘラ)

 

しかも、そこの派遣先のビル、地下があるんですけど、

 

まあ、地下にはお菓子屋さんとかケーキ屋さんとかパン屋さんとかあるんですけど、

(よくある駅地下とかデパ地下みたいな類です。)

 

そこで、僕、大学3年の時のクリスマスに、好きな人に渡すためのケーキをそこのお店で買ったんですよ。

 

しかもクリスマスに渡すために、その日に好きな人の家の玄関まで置きに行きました。

 

好きな人曰く無事に美味しく頂いたと言ってたような言わなかったような。

 

さて、こんなね、失恋真っ只中の時にですよ。

 

なんか、嬉しいともなんとも言えない思い出を思い出してしまって、

 

思い出が疼くじゃないすか?

 

やばナイスか?

 

やばいっすよね。

 

まだ失恋という傷が癒えていないのに、会社が知らずに無意識に失恋の傷に追い討ちをかけてく始末、ていうかスタイル。

 

泣きそうだよ。

 

因みに同期は、第一志望だった会社へ開発しに行くらしい。【嬉しいけど複雑だよ】と言ってたよその気持ちわかるよ。

 

みんな、こういう定めだったのか。

 

どんな運命だよ。

 

てことで、今はまあ、大学3年の頃のクリスマスの行いを少しは恥ながらも、申し訳なさを感じながらも、

 

来週から、いつまでに派遣されるかは、分かりませんが、某女子高生が大量発生してる駅へ出勤しに行きます。

 

今思うとクリスマスに家まで行ってケーキを置いて帰るって

 

ただのストーカーだよな。

 

それを難無く食してしまう好きな人もなかなかのツワモノ。

 

てことで!!!

 

【冬】や【クリスマス】などの季節に必ず街などで流れている【back number】からいくつか曲を紹介したいと思います。

(いきなり過ぎるし、しかも季節が全く逆過ぎてなんとも言えない)

 

1曲目【アップルパイ】

バイト先の人達からも、周りの友人からも評判が高い曲です。

曲の物語としては、倦怠期とも言えない、好きな人との関係を、冷めてしまったアップルパイに例えて歌い上げます。

まあ、最初は盛り上がってた恋も、いつしかそれが当たり前になって冷めてしまう。

まあ、それが当然ですし、そこに喜びや幸せを見出せれば良いんですが、それがなんとも難しくなってしまう。そんな、倦怠期。

余談ですが、【Mr.children】の【heavenly kiss】も倦怠期を歌った歌なんですが最高にカッコいいです。ぜひ。

 

2曲目【幸せ】


幸せ / back number (cover)

『【back number】って、失恋バンドとか言われてるけど、実際失恋の歌歌ってなくね?』

って思う人。

お待たせいたしました。こちらが、お望みの失恋の曲でございます。

失恋の中でも大失恋をしてしまった人にオススメしたい。

僕みたいに、『彼氏持ち』を好きになった人や『好きな人に好きな人がいる』そんな人を好きになった人にはオススメできます。

メロデイ歌詞とも切なさMAXです。

『私が聞きたかったのは

終電の時間でも好きな人の悪口でもなくて

せめて今日のために切った髪に気付いて

似合ってるよって

言って欲しかった』

 

 本当はもう分かってたの

あなたがどんなにその人を好きなのかも

となりにいる私じゃ勝ち目が無いってことも

3曲目【君の恋人になったら】


君の恋人になったら / back number (cover)

こちらは【back number】の中でも元気に明るく歌ってくれるポップテイストな歌です。

聞いてると元気とまではいかないけれど、いや、元気になるわ。

絶頂片思いの人にはオススメ!!

サビもとてもかわいらしいです。

もしも君が眠れなくて寂しい時には

思い付くだけの愛の言葉をお届けしよう

うざったくて笑っちゃうくらい

アイラビューアイラビュー

二番目のサビも大好きです。【一緒に迷ってくれる】人って最高に良い人ですよね。

一緒に迷ったり悩んだり、そういう風に付き合っていけたらなあ。(友人恋人等)

もしも君が道に迷い泣き出す時には

地図と毛布と水筒を

持ってくから一緒に迷おうぜ

4曲目【はなびら】

個人的に、この曲のメロデイはそこまで良いなと思うことはあまりないのですが、歌詞は、美しいと唸るほど良いです。

 失恋直後は学校歩きながらずっと聴いてました。

一部歌詞抜粋!!!

歩道橋の上にも

横断歩道の向こうにも

駐車場の緑のフェンスの前にも

いたる所で君の想い出が笑ってて

ずいぶん住みにくい街になったな

せ、せつねえ~~~~。

【いたる所で君の想い出が笑ってて、ずいぶん住みにくい街になったな】って所、涙腺崩壊レベルで涙腺崩壊する勢いで涙腺崩壊します。(涙腺崩壊涙腺崩壊うるさい。)

 

でも、ここ、本当好きな歌詞なんですね。僕も大学の好きな人に告白してフラれたから、

 

学校行きたくなくなった。です。

 

沢山の想い出が自分自身を苦しめる経験、誰にでもありますよね?

 

5曲目【恋】


back number - 恋 (Short ver.)

こちらも、メロデイ歌詞ともに良いなと思った曲です。

【back number】の中では結構可愛らしい曲ではないでしょうか。

切なさぷんぷんまるってよりかは、誰もが味わう、そんな共感が出来る片想いの曲に感じます。

想い通りにならない事が多いのは

今に始まったわけではない

でも出来るならあの子の事だけは

神様仏様なんとかなりませんか

 

6曲目【世田谷ラブストーリー】


短編映画「世田谷ラブストーリー」

(上の動画は、短編映画です。これも暇あれば是非。)

いや、これ、ドライブのために作られたと言っても過言ではない。そう思います。

そのくらい、夜のドライブに流すのに合ってる曲です。

大学1年生の頃、友達とドライブ行く時、友達ずっとこれ流してたなあ。

実ったんだろうか友達の恋。

 

7曲目【クリスマスソング】

これは、大学3年生の時にちょうど流行っていた曲ですね。

好きな人から『この曲いいよ』って言われた思い出の歌でもあります。

好きな人が聴いている曲を自分も聴いていると思うととてつもなく幸せな気分になれます。

共有出来るって、素晴らしいことだけど、それだけを求めるのも違うよなあ。

共有出来ない時間も幸せと思えるようになりたいです。(いや、徐々に共有出来ない時間も幸せになってます。)

 

2番目の歌詞の

大好きと言った返事が思ってたのと

違ってもそれだけで嫌いになんて

なれやしないから

って所に毎回泣かされてたなあ。

うん、この曲周りからは大衆化したって結構非難されてた曲でもありますが思い出の曲です。凄く好き。

 

8曲目【西藤公園】

逃した魚

逃した魚

 

メロデイ歌詞とも最高の出来ではないでしょうか。【back number】の中でも一番好きな曲ですね。

歌詞も個人的に共感することが多々あります。ていうか、共感しか生まれなかった。

ぼくがいいだなんて

君は言わないかな

僕で良いくらいは

言わせてみたいのさ

最後の歌詞の

私は冬が好き

僕は、君が 

というフレーズで終わる感じも切なさぷんぷんまるですね。

 

【最後に】

先日、母親のケイコを駅まで送る時、【back number】の【クリスマスソング】を流したら、

 

ケイコ『この曲、良い曲だよね~~。私はとても私好き。』

 

ぽくぽん(まじかーーーーーーーー)

 

やっぱり、良い曲は、誰もが良い曲だと思いますよね。では、また。

 

【ハチミツとクローバー】を味見する。

 時々、

 

明らかこの組み合わせはないわーってものがあります。

 

このまえ、ペプシネックスの【しそ味】飲んだけど

 

不味過ぎて全部飲んだわ(どっちだよ)

 

ってなわけで!!!てことで!!!!!

 

今現在絶賛恋愛(特に報われない片想いや失恋)している人は。

 

僕が

 

満を持して!!!この!!!

このハチミツとクローバー

 

オススメしよう。(誰も異論は認めない。)

 

まあ、まずなぜ僕がこの【ハチミツとクローバー】と出会ったのかを話させて下さいよそんなおもろしくもないけどていうか面白さの【お】すらないけど。

 

題して!!!

 

【僕とハチクロの出会い】(はやく本題へ行け)

 

大学4年生の最後、ちょうど卒業する前ですね

 

卒業旅行で1人広島含む周辺へ旅行に行きました。(どうしても原爆ドーム厳島神社、香川のうどんや岡山の倉敷などを見て食べておきたかったのです。雪も降ってて、それはそれはきれいでした。)

 

その時、毎日のように泊まった漫画喫茶で、

 

ちょうど店の人に誘導された部屋の目の前にある棚にあった漫画が、

 

ハチミツとクローバーと、【ふたりエッチ】でした。

 

まあ、ちなみに満喫は一泊950円でした。んで、ずっと一人だったからってもあるし、

 

中学の時、友達が学校の休み時間ずっと、【ふたりエッチ】読んでたので懐かしくて【ふたりエッチ】を読んでたんですが、

 

途中からふと、本当にふと、『そういえばハチクロって大学生が主人公の物語だよな』って【ハチミツとクローバー】を手にして読んだら、

 

まーさーかーの4日目の朝、

 

朝の6時までに全10巻を読んでしまうという

 

鬼畜の所業を行いました。

 

5日目は本当に眠かった。

 

帰りの夜行バスは永眠する勢いで寝た。

 

全然寝れなかったけどな!!!

 

でも、今振り返ると

 

その漫画喫茶で読んだ時に

 

『本当に、このタイミングで読めて本当に良かった』

(好きな人の告白のタイミングは思いっきり見送り三振レベルだったけどな)

 

と思えました。

(ふたりエッチも良かった。カップルで読むならふたりエッチオススメしたい。今読むと結構学べたりツッコミいれたり楽しい。)

 

さて!!!さっそく【ハチミツとクローバー】のあらすじに入るとしようそうしよう

 

【あらすじ】

f:id:pokupon0000:20170701133558p:plain

(上の5人の男女(左下が山田さん。真ん中下が花本めぐみ。右下が主人公の竹本君。上の2人が、左が森田さん、右が真山。)+花本先生が主な登場人物)

 一言で言うと 

 

報われない片想いをしている美大に通う学生男女5人の物語。

 

ですね。

 

もはや、俺、

 

この5人の中にいても違和感なくね???

 

もはや俺がハチクロなんじゃね???

 

てことで、あらすじはおわりですね!!!!(終わったわ)

 

まあ、読めば分かります。(毎回本当適当だなあ)

 

今まで僕は少女漫画って

 

男『壁ドン』

 

女『ドキドキ』

 

男『実際俺に惚れたっしょ?』

 

女『それな』

 

男『付き合う?』

 

女『ありよりのあり』

 

男『やっぱなしで』

 

女『なしかーい』

 

ってな感じだと思ってたんですが、

 

いやそれどんな少女漫画だよ!!!

 

とにかく少女漫画って

 

いいね

 

【感想】

とにかく!!!

 

失恋してる人には、

 

超絶オススメ!!!出来ます。

 

そして僕個人がこんなにオススメしてる理由は、まず、

 

ありふれている【日常】を描いてるからです。

f:id:pokupon0000:20170527150225p:plain

↑お祝い事は皆で!!!(このあとどうなったかなんて口が裂けても言えない、言えないよ。)

 

そして

 

こんなことされたり(思われたら)うれしいだろうなと思わせる描写が個人的に多々あるからです。

f:id:pokupon0000:20170527145631p:plain

↑因みにこのシーン。この子(はぐ)が落ち込んでた時に、はぐが『小鳥のブローチがほしい』とはぐのノートに書き込みます。それに気付いた登場人物の1人である男、森田さんが、彼女を心配し、わざわざ手作りのブローチを彼女がいつも飲んでるマグカップの中に入れおいたのです。

 

男森田の行動に惚れました。

 

 

 

そして、、、

 

なにより切ない、、、、。

f:id:pokupon0000:20170527150444p:plain

↑好きな人(真山)が縁日で獲得したウサギのぬいぐるみを真山から受け取ります。

 

こんなことされたらおじさん

 

泣いちゃうよ(はーいそこのやくみつるに似てるおじさん交番行こうか)

 

 

そして少女漫画として分類して読むより、

 

ひとつの作品として読んで頂いたいです。

 

そしてなにより(自分でいうのもあれですがべた褒めですね)

 

・めちゃくちゃ読みやすい。

 

・コメディとシリアスが散りばめられてる

 

・伏線の回収がよきかな

 

・名言があふれている

 

と思いました。

 

さーーーーて、いっつも通りに【個人的好きなシーン】いっちゃお!!!!!

  

【個人的好きなシーン】

 

登場人物5名の中でも、特に主人公の【竹本君】と絶世の美女である【山田さん】そして、そんな片想いしてる登場人物たちを陰ながら支える【花本先生】たちの心のつぶやき達が、

 

秀逸だった。

 

って、言っといて、【真山】の【名言】からいきます。

 

【真山】

恋をすると

女の子は

キレイになるって

いうけれど

 

ダメだな男は—————

 

——————カッコ悪くなるばかり・・・

f:id:pokupon0000:20170701141726p:plain

ああ、、、遠いなあぁ

f:id:pokupon0000:20170701141612p:plain

このシーンは、真山の好きな人である原田リカの家の前で、トーカーしている一息ついている場面です。

このシーンは、個人的に失恋していた時期とまさに重なっていたので、心にきました。

特に、自分を客観的にみれている真山の【あぁ、遠いなぁ】って発言が凄くいいなあと思いました。

 

【森田さん】

登場人物の中でも、なかなかの変人ぶりを見せつけてきます。普段は周りを困らせたり、楽しませたり、やりたい放題です。こんな人、周りにいたら絶対楽しいですよね。

そして、芸術の才能に関しては、ピカイチです。そんな溢れる才能に、花本はぐみは気になる存在になり、竹本君には、恋敵となります。

そんな、森田さんが珍しく名言を吐露します。

親が子供に教えなければならないのは

 

『転ばない方法』ではなく

 

むしろ

 

人間は転んでも

 

何度だって立ち上がれるという事じゃないか!?

この言葉には純粋に感動しました。

 

【竹本君】

竹本君は、手先は器用だけど、生きることに関してはすごく不器用な男の子です。

全巻読んで思ったことは、人を好きになり想うだけで人はこれだけ成長するのか。と思いました。

竹本君が心情を吐露している場面がこの【ハチクロ】の醍醐味でもあります。

竹本君すごく良いです。

さて、行こう。

 

 この名言は、竹本君が大学時代中ずっと好きだったはぐに告白した直後のシーンです。 

あの時オレは


胸いっぱいに幸せだと思ったんだ


ありがとうって思った

 
でも


あげられるものなんて心くらいしかないから


君にわたそうと思った

 

 

はぐに告白した数日後(はぐには曖昧な返事をされたんです)、空を見上げながら『空がきれいだなあ』って思う竹本君。なんて心を持つんだ竹本君。君、男だよ。

 

【あげられるものなんて心くらいしかないから
君にわたそうと思った】

 

こんな気持ち自分の心の中でもってみたいものです。

 

でも、これ、言葉にしたら、だいぶメンヘラですよね。

重すぎる。(でも僕はそれ以上にメンヘラな言葉たちを好きな人に伝えました。)

 

さて、次に行きましょうか。

次の名言は、好きな人であるはぐが突然の入院によって、リハビリを余儀なくされます。いつ終わるか、しかも治るか治らないか分からないという絶望状態。そんな絶望の淵に立たされてるはぐをみた竹本君の言葉がこれです。

人生が何の為にあるかって

 

大事な人の手を

 

こういう時に強く

 

握るためなんじゃないのか。

 


羽海野チカさん、

 

はぐがもたないよ、、、

 

竹本君も漫画の中で、

神様、これでは彼女(はぐ)がもたない

って言ってました。神様つまり羽海野チカ

 

 で、話戻して、竹本君はちょうど少し前に【内定】を貰っていました。そして、そこで働くことが自分にとって【最良である】と竹本君自身も納得してるのです。

だが、仕事は、全国のお寺や神社の修復を行う、【修復士】です。なので、

 

ここで、はぐ、ケガするなよ

 

って話ですよね。竹本君は、

 

『東京に残ってはぐのリハビリを手伝えばよいのでは』と思いつきます。

もちろん、いつ終わるか分からないリハビリを手伝うから内定先を辞めて、です。

 

ですが、ここで、、、、

 

先輩である真山との会話を思い出します。(第8巻)

 もし好きな人に何かあった時さ

 

『何も考えないでしばらく休め』って言えるくらいは

 

なんかさ

 

持ってたいんだよね

f:id:pokupon0000:20170527150931p:plain

真山からの、この言葉を竹本君は思いだします。

 

実は、、、竹本君、はぐの入院先へお見舞いに行っていたのですが、お見舞いへ行く前にお花屋さんでお花を買おうか迷っていたんです。

 

で、結局お花も買えず、お見舞い先に行くことになったんです。

 

それとこれを同時に思い出してしまったんです竹本君は。

 

その時、竹本君は、

 

今 あの言葉の意味を 思い知る

 

あんな ちっぽけな 花ひとつ

 

買ってやれない 男に

 

好きな女の子 ひとりなんて

 

救えるわけなんか

 

ないんだよ

辛い!!!!

 

切ない!!!! 

 

痛い!!!!!

 

竹本君、お金はやっぱ大事だよね。分かるよ。本当にそれは分かる。

 

ここで竹本君は、嫌でも感じるのです。 

 

はぐちゃんにとって、人生で誰よりも信頼し、安心できるのは花本先生で、

 

はぐちゃんにとって、人生で誰よりも好きな人は森田である、と。

 

切ないな~竹本くん。

 

こんなに想ってるのに。

 

ですが、ここで!!!まさかの!!!

 

この後すぐ竹本くんは前を向きます!!!!!

 どれだけはためフラれ100%決定でも

 

みじめっぽくみえても

 

花束ひとつ買えないほどしょうもなくても

 

今つらいのは彼女

 

苦しんでいるのは彼女

 

『俺は無力だ、、』とか言って

 

自分をかわいそうがって頭抱えてる場合じゃない

 

間違えない

 

間違いたくない 

 

そのくらいは、、男でいたい

報われなくたっていい。報われるだけが全てじゃない。

 

それよりも、いま辛いのは彼女、苦しんでるのは彼女と、はぐちゃんの元へ走っていく姿がかっこよすぎる。

 

 

君になりたかった人生であった。

 

【花本先生】

竹本君がひとめぼれした花本はぐみの叔父役です。なんといってもこの花本先生の切ない感情と言ったら、

 

アカデミー賞受賞レベルだわ。

 

 なんと、この花本先生、大学時代の唯一無二の旧友を交通事故で亡くしています。そのため、いつもは元気そうでも、時たま魅せる表情がこれまた切ないんですね。

 

さて、次の会話は真山に絶賛片想い(確実に報われない片想い)をしている山田さんから相談を受けます

それに対する花本先生に受け答えが、冗談を交えながらも切ない。そして、僕自身独り身なので凄く共感してしまった。

 

さあ、行きましょう。(ハリーポッター感)

ねえ、先生

 

私、このままなのかな。

 

一生このまま、ずっとひとりぼっちだったら

 

どうしよう

それに対して花本先生、

はははは、大丈夫だよ。

 

オレを見ろよ?

 

オレはこの年になっても

 

一人だけど

 

ちゃんと生きてるぜ?

 

 こ、こやつ、、、

 

絶対無理してる、、

 

この花本先生の返事に対し、山田さんは続けます。

 

先生も、さ・・・さみしくなったりしますか?

 

そして、花本先生は答えます。

 

ん?さみしいよ。

 

でも、ただそれだけの話だよ


こう波みたいにガーッツときて、かと思ったら、すーっとひいて

 

それがずっと繰り返し続くだけさ

 

それに対し山田さんは、『ずっと?』と尋ねるんですが花本先生は続けます。

 

時々大波が来て、心臓がねじくれそーになってのたうったり

 

叫び出したくなりそーな夜が周期的にやってきたりするけどね

 

 ま、そんだけの話。命に別状はないよ。

 

これを聞いた山田さん。

 

 絶対にいやあああああああああああああああああああ。

 

と言い放ちそこから飛び出します。

 

花本さんは、傷付くなあと思いながらもひとりつぶやきます。

 

子供が子供なのは、

 

大人が何でも分かってるって思っているところだ。

 

大人になったって、せーぜー腰が痛くなったり、駅の階段で息切れするくらいだ 

 

いつだって帰りたい思っているけど、そこがどこにあるのかわらないままだ 

 

ああ原田、会いたいなぁ。オレはさびしいよ

 

この【原田】は、交通事故で亡くしてしまった大学の友人です。彼にとっては

、友達とも言えない、でも、とても大事な存在だったんですね。

f:id:pokupon0000:20170527154301p:plain

 『ただ大事だったんだ俺にとって』

 

そんな大事な存在をなくしてしまった花本先生は、ひとり、生きてゆくしかなくなったのでしょうか。辛いものを感じます。

 

このひとりごとも、誰にも伝えず亡き旧友に向かい空へ言葉を伝えています。

 

かなしいっすね、このシーン。

 

ここは、ハチクロの中で一番好きなシーンです。

 

やはりこの、

時々大波が来て、心臓がねじくれそーになってのたうったり

 

叫び出したくなりそーな夜が周期的にやってきたりするけどね

 

 ま、そんだけの話。命に別状はないよ。

 

僕も大人になれば【さみしさ】なんてなくなると思っていたし、それは本当最近まで思っていたけど、

大人になったからといって、全知全能になるわけでもなく、勝手に幸せが付随するわけでもなく、

やっぱり、今まで通りの生活が続くだけなんですよねええ。

【命に別状】があればいんですが、全く命に別状がない。それが【かなしさ】の最大の持ち味というか(持ち味って褒め言葉ですけど、全く褒めてないんですよ)、ですかねえ。

 

【最後に】

同期と土日なにしてるってなって、

 

ぽくぽん『あと少ししたら勉強しよう、あと少ししたら外でよう。とか思ってても結局家でずっとねてるんだよねー』

 

って言ったら、一人が

 

同期C『おれも土日なんて、あと1時間したら起きようやることやろう。って48回そんな言葉を繰り返してたら土日終わったわ。』

 

って言ってたんですが、

 

2日間って48時間なんですよね。

 

土日だけ倍の96時間になんねえかなあああ

 

以上です。機会あれば、ぜひ、読んで見てください。

 

【それでも、生きてゆく】を味見する。part5

人生って会話することだなあってこのドラマを観てると思います。

どうも、皆さん、ぽくぽんです。

 

梅雨入りしたのかよく分からないですが、確実に夏に近づいてますよね。

 

【夏】はどちらかというと、外に出て太陽浴びたりとかする方が多いですが、家にいるのも同じくらい多いです。

 

そこは、半々って言えよ。って話ですよね。

 

そこで、毎年【夏】に観たいなあと思うドラマは、

 

・【太陽と海の教室

・【すいか】

・【それでも、生きてゆく

 ・【ウォーターボーイズ

などなどです。

 

今回は、【それでも、生きてゆく】の5話の好きなシーンをひたすら語らせて下さい。

【あらすじ】(wikpedia抜粋)

 ドラマの時代設定は2011年なので、そこから15年前の1996年の夏のある日に、主人公の深見洋貴(瑛太)の妹の深見亜季が洋貴の友人の三崎文哉(風間俊介)によって殺害されます。

 この出来事があってから、お互いの家族がまるで冷たい魔法にかかったように(という表現はあまりよくないかもしれません。うまい言葉が見つかりませんでした。)時間が止まります。

 15年後の2011年、被害者家族である深見家は家庭崩壊し家族は洋貴と洋貴の父深見達彦(柄本明)が2人で暮らし、洋貴の弟である耕平(田中圭)と洋貴と耕平の母親の響子(大竹しのぶ)が耕平の家族と暮らします。

 加害者家族である三崎家は、15年前の事件によって、誰かも分からない密告者からの嫌がらせを受けていたので、転々と引っ越しをせざるをえなく、少年Aの家族とばれぬように、名前も遠山と変えて暮らしていた。

 そして、その年の夏。洋貴の前に一人の女性が現れる。その女性こそ、少年Aの妹、遠山双葉(満島ひかり)だった。双葉のことを知らなかった洋貴は初め、「自殺志願者」と感じ、自分の境遇・殺害された妹のことを話そうとするのだが…。(だがなんなんだ)

 

っていつもはウィキペディアに頼ってないので鬼はやいですね。

 

ですが、このドラマは何よりも大切に書き綴りたいです。

 

【テーマ】

このドラマの、(個人的)テーマは、加害者家族と被害者家族のというか、誰もが経験するであろう【誰のせいにも出来ない思い】だったり【やり場のない思い】【行先のない思い】を抱えながらも希望を見出しながら生きてゆくことがテーマ、で合ってるかなあ?

テーマって普通一言ですよね、一言でこのドラマ表すなら、

それでも、生きてゆくですね(まるパクリ)

【このドラマを観て思ったこと】

もともとリアルタイムで観ていた【最高の離婚】(このドラマを書いた脚本家のもう1つのドラマ)がとても好きだったんですが、このドラマは少し敬遠していたのと同時に当時高校2年生の時のぽくぽんは、ドラマを観る気力がなかったのです。

で、今更観たら、『観るの遅かったあ』と思った後悔半分、『今観れて良かった』と思った嬉しさ半分です。

僕は、被害者の家族になったこともなく加害者の家族にもなったことないので、ないけど、瑛太満島ひかりが演じる洋貴と双葉からは、人間として、というか、人としての生き辛さが感じられるし、そこに自分も凄く共感しました。

 

安易に僕は被害者家族にも加害者家族にも幸せになってほしいと言える立場ではないですが、

 

ドラマを見ていると、被害者家族も加害者家族も幸せになって欲しいと願わずにはいられません。

 

【好きなシーンについて】

第4話のラストでは、遠山双葉(満島ひかり)が双葉の母である遠山隆美(風吹ジュン)と双葉の父、三崎駿輔(時任三郎)の実の子供ではなかっことが明かされます。

 

15年前の犯人である兄、三崎文哉と双葉は実の兄弟だったんですね。なので、遠山隆美と三崎駿輔の子ではなかったんです。

 

そんな波乱からの第5話。

 

第5話はしょっぱなから切ないです。

 

今まで育てて貰った父と母の子ではなかった、そんな、絶望とも言えない感情を抱きながらも、それでも誰かとつながりたいと思ったからこそ、双葉(満島ひかり)は自然と洋貴(瑛太)の家の釣り屋へと向かいます。

 

この、加害者被害者関係なく、一人の繋がりたい存在として会いに行く感じが、

 

やっぱ、切ないながらも凄くいいなあと感じてしまいます。

 

双葉が釣り屋に着いた時には、既に藤村五月と洋貴は2人で喋っていました。

 

そこに双葉も加わってそうめんを3人で食べて、なんとなく気まずい雰囲気に。

 

この、洋貴と双葉の2人だけの共犯めいた【会話の間】と【会話】がたまらなく好きです。

 

そして、藤村五月と双葉が釣り屋の空き部屋で寝ることになるんですが、2人が脱いだ靴を洋貴が眺めるシーンがあります。

 

綺麗に揃えている五月の靴と、スニーカーを子供のように揃えず脱ぎ捨ててある双葉の靴。

その対照的な靴を眺めながら瑛太が優しく双葉の靴を揃えます。

 

このシーン。最高に良い。

 

いやー、満島ひかりといい、瑛太といい、最高に演技うまいですね。ドラマに集中出来るってこのことですよね。きっと。

 

そして、だいぶ飛ばして、5話の中盤のシーンにいきます。

 

僕はこれを語りたくてブログを始めたと言っても過言ではない。

 

5話の中盤では、双葉がもう一度洋貴が住んでる釣り屋へと足を運びます。

 

釣り屋を覗いてみると、そこには机に座って手を伸ばしながら寝ている洋貴の姿が。

 

ぽくぽん『双葉!!!つなげー!洋貴の手をつなげーーーー!!!』

 

手を伸ばしながら寝ている洋貴の手をよそよそしく触れようとする双葉。

 

少し手を触れたら洋貴は起きてしまい、そこから怒涛の

 

満島ひかり&瑛太劇場炸裂!!!

うっかり、洋貴を起こしてしまった双葉、そんな、双葉と瑛太の会話が初々しくて観ていて優しい気持ちになれる。恋人みたいな痴話喧嘩だなあ。って凄く憧れます。

双葉『すみません。寝ててください、そのまま、そのまま、』

 

洋貴『あ、今、何時っすか?』

 

双葉『10時とか、10時15分とか』

 

洋貴『あっ電話、、』

 

双葉『あ、どうぞ、してください。』

 

洋貴『いや、お風呂入ってる時間かもしれないし。』

 

双葉『そんな、嫌らしい想像しなくても普通に。』

 

洋貴『嫌らしい想像なんかしてないっすよ。』

 

双葉『いや、でも照れてる感じで。』

 

洋貴『いや、今あれだけど、言ってた時はしてないっすよ』

 

双葉『今はしてたんすか?』

 

洋貴『お風呂想像すんのは嫌らしいことなんすか。人間誰でも入るし、、あれすか、遠山さんお風呂はいらないんすか』

 

双葉『え、深見さん私がお風呂はいるとこ』

 

洋貴『してません!』

 

双葉『なんで逃げるんですか』

 

洋貴『晩飯作るんすよ』

このあと、釣り屋の厨房へちょっと怒り気味で(全然怒ってないんですよ痴話喧嘩みたいなものなんで)洋貴は向かうんですが、そのあと厨房で会話を思い出して1人微笑む洋貴(瑛太)が凄く良いです。

あと、言いたいんですけど、満島ひかりの会話の演技含めての表情が良すぎる。

 

そして、ラーメンを2人で食べるシーンがもう、圧巻です。もうこれは、観るしかない。以下、ラーメンを食べながら心を少しずつ少しずつ通わせる2人をどうぞ観て下さい。

双葉『いつもこういうのすか?』

 

洋貴『まあ。。』

 

双葉『こういう時間で良ければお店のとか持ってきますよ。』

 

洋貴『お店って?』

 

双葉『バイトしてるんです居酒屋で。』

 

洋貴『バイト?時給いくらっすか?』

 

双葉『900円です。』

 

洋貴『結構いい方じゃないすか。』

 

双葉『ラッキーだったんです。』

 

洋貴『ん、なんか買うんすか?』

 

双葉『ああ、なんか買おうかな。。』

 

洋貴『服買ったほうがいいんじゃないすか。』

 

双葉『え、わたし、わたし、なんか変な服着てますか、わたし、へんですか?』

 

洋貴『ていうか、今日東京行ったんすけど、結構皆おしゃれ、でしたよ。こういう感じの人達あんまいなかったですよ。』

 

双葉『わたしはこういうので充分です。』

 

洋貴『僕もこういうので充分すけど。』

 2人がラーメンを食べながら話す話の内容は、ありきたりです。どこにでもあるような会話です。普段友達や恋人と話す、なんでもない会話なんです。でも、それがこの2人がこんな会話をしてるだけで、どれだけ幸せか、どれだけ切ないかが、否応なく感じれます。

 良いなと思った所は、洋貴が双葉に対して、『服とか買ったらどうです?』と伝える所です。まあ、普通男子なら気遣ってそんな言葉は言わないだろうけど(女の子が身に着けてるのは常に褒めるべき)、この言葉を洋貴が双葉に伝えたのはとても個人的に嬉しくなりました。

それは、双葉は『自分はおしゃれをしてはいけない』とか『加害者の家族だから化粧をしてはいけない』とかずっと思ってたんですね。幸せになりたいと思う数だけ、そんな感情も思います。

でも、そんなの関係なく、というか、そんなの考えずに、『幸せになってほしい』と考えて洋貴は『服とか買ったらどうです?』と伝えたんだと思います。

だからこそ、この発言には感動しました。

 

そして、この後の会話はもう、永久保存版です。

洋貴『ああ、じゃあ、ちょっとだけ、自分変えられるとしたら、どこ変えますか?』

 

双葉『え、どこかな、え、どうしよ、ちょっと会話弾んじゃう感じですね!』

この『会話弾んじゃう感じですね!』ってところの双葉が超可愛い。それに対する洋貴の表情と突っ込みもやさしさで溢れてる。

洋貴『なに興奮してんすか。』

 

双葉『じゃあ、深見さんからどうぞ。』

 

洋貴『ぼくですか、ぼくは、小さいことでいいんですよね?』

 

双葉『決まりましたか?』

 

洋貴『「カラオケ行かない?」とか人に言ってみたいです。』

 

双葉『ちょっと、なんか、ちいさすぎません?それは。』

 

洋貴『小さくないですよ。』

この洋貴の気持ち、なんとなくわかります。そして、分かりたいです。そして、双葉の【自分を変えるとしたらどこを変えたい】の答えは、、、、

双葉『わたしのはだいぶ大きいですよ、ちょっとびっくりしますよ。』

 

洋貴『どうぞ。』

 

双葉『スプーン曲げられるようになりたいです。』

このちょうど『曲げられるようになりたいです。』の後に虫が鳴くんですけど、それがちょうどグットタイミングな感じで鳴くんですよ。

ナイス虫。

双葉『凄くないですか?』

 

洋貴『大きい小さいの問題じゃないすよ。』

 

双葉『でもちょっとびっくりしましたよね。』

 

洋貴『無理っすよ。』

 

双葉『いやいや、なんでラーメン食べてるんすか。』

 

洋貴『のびちゃいますよ。』

 

双葉『人が夢の話とかしてる時に、ラーメンのびるのびないとか言ってる人は、モテないですよ。』

 

洋貴『べつにモテたいとか思わないんで。』

 

双葉『へえ』

この後の洋貴が双葉に対して掛ける言葉が、、たまらなく良い。

洋貴『そのうち、うまくいきますよ。さすがにスプーンは無理だと思いますけど。辛いこと、いろいろあると思うけど。そのうち、うまくいきますよ。』

 

双葉『あれ、母の話とかの、聞いてました?』

 

双葉『ああ、なんか今日は優しいなって思ってたら、そうか、あっ、なんか、ラーメン、久しぶりに食べるから。』

 

洋貴『いつもこれぐらいっすよ。』

 

双葉『いつもこれぐらいだったらいいなあ。』

 

洋貴『じゃあ、いつも、これぐらいの感じにしますよ。』

 

双葉『あの、もういっかいいいですか?ラーメン食べながらでいいんで。いまの。もう一回お願いします。』

双葉の『いつもこれぐらいがいいなあ』に対する『じゃあいつもこのぐらいの感じにしますよ』って洋貴が答える所が好きなんですとても。

今まで、そこまで優しくされたことは双葉はなかったんですね。それを、洋貴の言葉から掛けてもらえる。それが、とてつもなく双葉は嬉しかったんですね。

 

そして、この後、洋貴は双葉の手をつなごうとして、しようとした瞬間に手を繋ぐのをやめます。そして、自分の気持ちをゆっくり、伝えます。

洋貴『うまくいきますよ、がんばってるから。』

 

双葉『恐縮っす。』

 

洋貴『いえ。』

 この洋貴の『うまくいきますよ、がんばってるから。』って所、何回観ても、心温まる。

 

この2人の会話がたまらなく愛おしいです。好きです。

 

【最後に】

 【最高の離婚】もそうでしたが、このドラマと【最高の離婚】の会話劇は、ドライブのBGMとして流せるレベルだと思ってます。

 好きになりかけてる友人2人の会話を盗み聞きしてるみたいな。(これは良くないか)

 会話という、【言葉のキャッチボール】だけでなく、途中の【間】が凄く良いなと思いました。

 もし、皆さんっも暇あれば観てみて下さい。重いテーマであるからこそ、ちょくちょく挟まれるユーモアある会話が一段と愛おしさが増します。

 

そして、なんといっても、音楽が良い。

 

以上です。では、また。

 

【何者】と【怒り】を味見する。

こんにちは。ぽくぽんです。

 

週5で仕事するようになって、本当に時間て大切だなと思う今日この頃。

f:id:pokupon0000:20170611172423j:image 

間違いなくテンションが上がらないことに時間なんて使ってられません。

 

そんなこと言っても基本、会社が休みの日は、1人でこうブログを書いていたりブログ練ったり、駅前のタリーズWi-Fi盗んでネットを漁ったりトータルテンボスのいたずら動画見たり、家でドラマを見たり、本を読んだり、散歩したり、を土日二日間繰り返して、

 

仕事がある月曜日を迎えます。

 

側からみたらそんな土日でいいの??な土日が大好きで基本は1人で過ごして終わる土日が多数です。

 

そんな僕が

 

先日の土曜日!!!

 

約1年ぶりに

 

高校の友達と会いました!!!

(快挙快挙)

 

しかもその前日は友人が

 

誕生日でした!!!!!

(快挙快挙)

 

 

さてまあそれで会った瞬間すごくあの高校の頃の感覚が久々に戻ってきて、

 

高校生になって皆と話してる気分が堪らなく幸せでした。

 

いつでも高校生になれるっていうか今も考えは高校生。

 

亀田『おっぱい落ちてねえかな』

 

滋賀『いや、落ちてたらそれ事件な』

 

原田『俺が日本のトレンドだから』

 

滋賀『全くおれは地球のどこにいてもイケメンだな』

 

みたいな会話をほんとうにもう4時間くらい話してたから、頭悪くなれましたよ。

 

誰かが『卒業してからもう5年経つんだ』ってボソッと言ってたけど、本当だよ。

 

高校の頃毎日お弁当食べたり屋上行ったり机並べて卓球したり、内緒で教室で大乱闘したり女の子のパンツ見ようとしたのバレて職員室で怒られたり帰り自転車で坂道競争したりマクドナルドで恋話したりしてた友達とまた社会人になってから会って、仕事の話とかするのって、

 

感慨深かったなあ(適当)

 

友達の1人が小学校の先生になってたんですが、  

 

あー、ほんの10年前は小学生だったのに、今は逆の立場で学校に行ってるんだって思うと、時間の残酷さも少し感じました。

 

なんか、小学校の時とか中学校の時の先生って、別次元の生き物って感じしません?俺だけですね。

 

さて、そんな高校の皆と高校の最寄駅(つまり僕の家の最寄駅)集合でお酒を飲んだんですが、

 

1人、大学の卒業式前日に性病にかかった友達がいて、

 

腹抱えて笑いました。

 

て、そんなこんなでその子が終電間に合わないからってことで家に泊まりに来ることになったんですが、

 

TUTAYAでなんか借りてみようってなって

 

生まれて初めて、

 

新作を借りました。

 

340円+税

 

高い。果てしなく高い。

 

基本ツタヤで映画を1本か2本借りるんで、108円か216円で済んでいたものが、

 

一本340円+税

 

高い。やっぱり高い。

 

で、何を借りたかと言いますと。

 

【何者】と【怒り】という作品です。

(なぜか合計820円くらいした。)

 

【何者】はこちらですね。 

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

 

 ただただ有村架純が可愛い

 

そんな作品でした。いやもう可愛すぎだろ。

 

有村架純の可愛い姿見れただけで、この何者340円+税を払う価値はある。

 

てか、こんな可愛い子で、こんな性格が良くて奥手な子がいたら国宝級だよ???

 

怒ってる姿すら可愛い。

 

ラーメン食べてる姿すら可愛い。

 

何しても可愛い

 

もはや、有村架純の髪の毛になって、見守りたいレベル。(あぁそれではいつか抜け落ちてしまうよぽくぽんさん。)

 

原作もあるんですが、それも面白いらしいです。因みに好きな人は原作絶賛してました。(まあ面白いから映画作りたくなるんだよな。)

 

トーリーは今時の就活生の話ですね。

 

男女5人が就活を乗り切るために協力?していきます。

 

その中で裏切りとかあったりとかなかったりとか。(まあ、大切な人の就活の話でもないんでどうでもいいですが。)

 

 まあ、就活を題材にした映画は結構珍しいんじゃないでしょうか?

 

テーマは就活だと思うんですが、でもこの映画、切っても切り離せないテーマがあります。それが

 

SNSです。

(皆これがテーマで合ってるよね?)

 

僕も大学2年時まではsns乱用してました。

 

好きな人の投稿に対しいいね!とか、なんかやたら必死だったなあ。

 

でも、SNSで、好きな人との距離が縮まったのも事実だと思うので今はSNSに感謝しかないです。

 

snsも今はInstagramとか、Twitterとか、LINEとか、沢山出来ました。

 

その中でもtwitterは裏アカウントとか、Instagramには鍵アカウントとかも存在しますよね。

 

今思うんですけど、携帯特にスマートフォンがない時の世界が考えられないんですよね。

 

携帯があることによって寂しさが増幅されたのかなこの人生、って思う今日この頃。

 

【君(携帯)と寂しさは きっと一緒に現れた】

by BUMP OF CHICKEN

 

って、歌うように、君(好きな人でも携帯)とか出逢えたから寂しさが生まれたんですよね。

 

携帯なかった時の、30年前とか40年前の人達はどうやって寂しさと戦ってたんだろう。

 

だいぶそれた。

 

何者を観ていて好きなシーンがありました。

 

『速く走ることが得意な人がいるように、勉強が得意な人みたいに、俺は就活が得意だったんだよなあ』

 

って言うシーンがあるんですけど、

 

そこは凄く納得しました。

 

僕自身は就活不得意だったので間違いなく。

 

だけど、不得意だからって納得出来ない就活で終わらせていいわけない。んですよね。

 

好きな人に【自分で納得するまで頑張りたい】と言われた時、自分も、ああ納得するまで頑張らないといけないなあって思えました。

 

本当に俺、人生の節目節目で好きな人に影響されてんなあ。

 

 

 また、映画観てて共感したのは

 

辛い時とかは、知り合いがまだ内定ないって聞いて凄い嬉しかったり、友人の内定先の会社の評判をネットで調べたりとか、あーそんなのやったなあって友達と笑い話をしました。

 

まあ、就活してる人は共感すると思います。

 

就活は楽しくなかったけどな。

 

そして、【怒り】

怒り

怒り

 

 

【何者】は若手俳優【怒り】は豪華俳優のあつまりですね。

 

 妻夫木聡といい、松山ケンイチといい、綾野剛といい、森山未來といい、広瀬すずといい、宮崎あおいといい、渡辺謙といい、

 

豪華すぎだろ!!!!!

 

特に妻夫木聡森山未來松山ケンイチは本当に大好きなのでドンピシャでした。

 

この3人は本当に好き。

 

原作が吉田修一なんですけど、

 

僕、吉田修一の小説凄い好きなんですけど、

 

吉田修一の本に出て来る登場人物達って皆

 

すげえ魅力的なんだ。

 

パレード横道世之介とかも読んだんですが(今度語らせて下さい)、登場人物のこと皆好きになります。そして、そんな人になりたいな。そんな人と仲良くなりたいなと思わせてくれます。

 

でも、怒りは、そんな魅力的な登場人物の中に

 

『犯人が含まれている』

 

予告編でも耳タコになるくらいに

 

『愛した人は殺人犯なのか。』とか言うんすよ。

 

いや、確かに観終わった感想は、

 

 

信じ抜くことの難しさ

 

愛し抜くことの難しさ

 

が、否応なく感じれました。

 

まあ、必ず犯人がいると公言されてるので逆に残りの人は犯人ではないんですよね。

 

全くレベルは違うけど、小学生の時とか

 

先生『この窓ガラス割ったの、あんたがやったんでしょ』

 

僕『違います。』

 

先生『嘘つき』

 

で、本当にしてないのに疑われるあの感じ。嬉しくはないですよね。

 

しかも、本当に、愛した人大切な人に疑われるならよほど。

 

犯人なのかでも、信じたいでも、やっぱり、犯人かもしれない。という。

この気持ち。

 

物語が3つの都市で行われているので、

 

人を疑うことによっての、信じてあげれなかった後悔。

 

相手を傷付けてしまうことへの後悔。

 

犯人が誰であるのかというよりも、

 

生きる上で大切な人を信じ抜くことの大変さとそれと同時にある愛し抜くことの大変さ、をしれたというより改めて認識させられたように思う。

 

やはり2時間20分なんで、多少長く感じました。

 

怒の意味については最終的に教えてもらえません。

 

ですが、身近にいる人で、映画や小説を読んだ人と、話せたらそれはとても最高の時間になるんではないでしょうか。

 

そして犯人の魅せ方も良かったなと思いました。まあとてつもなくショックでしたけど。僕も犯人のこと信じてたんで。

 

映画観る前

 

僕『絶対犯人じゃないよねお前』 

 

友達『いやーこの人はありえないっしょ』

 

映画終了後

 

僕、友達『お前犯人かい!!!!』

 

 

 

全て見るのに結構気力いるけれど、それでも

 

誰かとこの気持ちについて話したいなと思いました。

 

オススメです。

 

ブログの最後、なんかいつもなんか書いて締めくくりたいんだけど、

 

あ!!!そうだ!!!

 

昨日(というか今日)友達と遅くまでお酒を飲んで、千鳥足になりながら、やっと最寄駅に着いて、駅から家まで徘徊していた僕なんですが、

 

駅の近くにある公衆電話で、男の子が凄く嬉しそうな顔しながらお金を公衆電話に投入して電話をしてる姿を見て、

 

なんか、世界から隔離されてる感じがすごいして、

 

公衆電話って凄くいいなあって思った

 

では、また。

 

【失恋の乗り越え方】を味見する。part1

ないと思います。

 

何がって話ですよね。失恋の乗り越え方についてです。

 

『これすれば必ず乗り越えられるよ』って人いたら教えて欲しいのですが、

 

僕的に認めてる数少ない乗り越え方は、

 

って、

 

乗り越え方あるんかい!!!!

 

世論調査した結果ならな!!!

 

①時間が解決してくれるのを待つ。

 

②好きな人失恋した人に全く会わない。

 

この2つかなと思います。そしてもうひとつあるんですが、

 

③落ち込むだけ落ち込む。

 

これかなと思います。

 

僕はもう絶賛③を推しますね。今も継続中です。(いやなんか続けてるのが偉いみたいな言い方やめろ)

 

ていうかもはや、無理やり心を押し殺すのは良くないと思うので、まだ好きならそれで良いと思うんです。

想い続けるのはその人の自由ですし。

 

昔好きで読んでた漫画にこんな言葉があります。

 

【いいじゃん。好きになった人が一番だよ。】

 

好きな人『いちばんだよっっっっっ』

 

こんな感じでなんか凄い可愛らしいメール打つんですよ。(これもしかして普通ですか?)普段会ってる時はクールていうか冷たいんだけど、メールだと可愛らしいメール送ってくるんすよ。

 

可愛いなああああ。

(彼氏でもないのに惚気るな)

 

惚気るって、恋人いる人の特権だと思ったんですけど、片想いでも全然惚気られるわ。

片想いの君も、惚気ることが出来るんだ!!

 

さて、人を好きでいるのは自由ですが、好きな人に迷惑をかけない程度に想えればいいと思います。

(俺はもう迷惑しかかけませんでした。)

 

まあ、ね、想い続けて行動したらぼくみたいに

トーカーって呼ばれるか

 

誰がストーカーだわ!!!

(ここは否定しとかないといけないだろ??)

 

いや、だって、ストーカーもどきしてさ、その人がさ?もしもだよ?なんか突然変異で

 

『あの人私のことそんなに好きでいてくれるんだキュンキュン。付き合ってもいいかな』てなるかどうかですよ。

 

ってなるわけねーだろくそが!!!

 

堀北真希奪った山本耕史に似てる俺の友達を山本耕史の代わりに殴りたい!!!!!!

(八つ当たり過ぎだけどまあ許される行為だろ)

 

まあ、ようは、アプローチの仕方ですよ重要なことは。

 

恋愛で付き合うためには

 

①フイーリング

タイミング

③ハプニング

 

の、3つの要素が必要とバイト先の大島優子に似てる社員が昔言ってました。

 

で、アプローチの仕方と、個人的には諦めないこと(粘り強いこと)じゃなあいですかねえ。

 

僕は告白した後もしつこくアタックしてたんですけど、

 

ふいに

 

僕『しつこくてごめん』

 

って好きな人に伝えたら

 

好きな人『別にしつこくないよ』

 

って、もう

 

好きだ!!!!!!!

 

そんな優しい言葉かけるなよ余計好きになるじゃん。なってるけど。(救いようがない。)

 

とまあ、ぼくもびっくりですよ。何がってここまで人を好きになったの生まれてはじめてですよ。

 

彼氏ずっといるのによくこんな好きでいられるなと思いますよ。褒めたいですよ。

 

まあ、好きでいられるのは好きな人のおかげなんですけど。

 

もはや、これが人を好きになるってことかってはじめて理解出来ましたよ。

 

そしてここまで失恋できたのも僕は人類史上生まれてはじめてぐらいだと思いましたもん辛かったから。

 

実際そんな特別なものじゃなかったわ。

 

世界共通で辛いものだったわ。

 

TUTAYA行けばそれこそ、【失恋したあなたへ】ってオススメされた捧げられた数えきれない映画が置いてありますよ。

 

皆、失恋しすぎだろ。

 

まあ、わかりますよ。

 

僕もそれこそ、ねえ、好きな人のあそこが好きここが好きとかのレベルじゃなくて。

 

全てですよ。存在そのものっていうか、もう、分かんないけど。うまく言えないけど。

 

 そんな気持ちをうまくMr.Childrenさんが代弁してくれました。良くやったよ桜井さん。

 

【身体でも心でもなく愛してる】

I LOVE U

I LOVE U

 

 

今好きな人ていうかフラれた人は、今まで出会った女性の中でダントツで可愛かったのももちろん理由に入ります。もはやそれが理由かもしれません。

 

でも、それまで好きな人あまり出来なかったんですね。

(はじめて付き合ったレイチェルは正直本当素直に言うとまあ愛してませんでした。ごめんなさい本当に。)

 

好きな人を好きになったきっかけというか、好きになったきっかけの中でも、本当に嬉しかったのが、こんな会話だったんですよ。

 

まあ、友人(好きな人含む) 5.6人で話してたんですよ。まあ、たわいもない話ですよ。それで、僕がなぜ彼女が出来ないのかについての話になったんですよ(本当に道に転がってるレベルの話でしょ?)

 

誰か『ぽくぽんはいい人なんだけどなあ』

 

って誰か女の子には必ず今までこんな感じで言われてたんですよ。周りにもいませんか?

良いやつなんだけど、付き合えない人

 

それ、

 

俺ね(泣きそう!!!)

 

まあそんなこと言われるのは嬉しいですけど純粋に喜べなかった時期があったんですよ。

まあ、贅沢な悩みでしたね。

 

ぽくぽん『ならじゃあ付き合ってよ』

 

って冗談で言うと

 

 『えー無理!』

 

って冗談で言われるのが、まあ、だいたいおきまりの流れなんですね。

 

そんな時にですよ?

 

そんな時にですよ??

 

そんな時にですよ???

 

その場にいた好きな人は一言

 

 好きな人『私、別にぽくぽんとなら付き合えるよ』

 

嬉しすぎましたよ。

 

冗談でも嬉しいですよ。嬉しすぎですよ。

 

もう、なんと言ったらいいか。嬉しかった。

 

そんな優し過ぎる言葉をかけてくれた好きな人なら償うにも償いきれないですよ。

 

一生ついていくよレベルで好きでしたよ。まあ、選ばれなかったけど。

 

冗談でもそんなことを言ってくれたのに、あの時告白しなかった俺を殴って断食させたい。(そんなレベルじゃ足りないのは分かってる。分かってます。)

 

分かってるけどさ。

 

友達にこの話を相談したら一言

 

友達『一生後悔してろ』

 

その通りですよ。

 

馬鹿ですよね。

 

本当馬鹿だったなあ。

 

一生後悔しますわ。

 

いや、好きな人は全く悪くないもはや、動けなかった俺の全責任なんですが、それでも、

 

悔しいよですよとても。

 

さて、まあ、僕のこと可哀想って言う人いるかもしれないんですがそうではなくて。

 

そんなこと今話したいんじゃなくて。

 

どれだけ幸せだったかって話ですよ。

 

どれだけ嬉しかったって話ですよ。

 

どれだけ生きててよかったって思えたかですよ。

 

先日ラジオで紹介されていたスピッツの【君が思い出になる前】を聴いていたら、

 

【二人重ねた日々はこの世に生きた意味を 越えていた】

 

 間違いねええ!!!!!

 

さて、話戻して、【別に付き合ってもいいよ】って言われてなんか、突然救われたんですよね。なんか、凄く嬉しいって、本当に嬉しい時って泣きそうになるんだなって思いますよ。大の男がこんなこと書くの気持ち悪いですけど

 

でもそっから

 

恋に落ちましたよ。

 

愛が芽生えましたよ。

 

大切な人がはじめて出来ましたよ。

 

ミスチルがより好きになりましたよ。

 

まあね、純粋な気持ちだけじゃないですけど。

 

ていうか、純粋な気持ちばっかりじゃなかったですけど。

 

やっぱり大切な人に変わりはないんですよ。

 

毎日思いますよ。やっぱり好きな人はぼくの隣で笑ってて欲しいんですよ。

 

まあそんなこと言ってるだけで行動してないんでただの愚痴ですけど。

 

でも、最近。なんか、気持ちが薄れてるという言い方は嫌なんだけど、なんだろ、

 

やっと、おさまったみたいな、

 

こんな気持ちになれて本当よかったみたいな

 

ここが、求めてた場所だなって

 

とにかく、好きに変わりはないです。

  

てか話それたんで、戻すとっていうか、

 

今日何を話すんだっけ?????

(失恋の乗り越え方だよ!!!!)

 

そう。失恋したときは、落ちに落ちた方がいい。

 

そこで!!!

 

スキマスイッチの出番ですよ。

 

彼らやばいですよ。恋愛マスターならぬ、恋愛モンスターですよ。

 

失恋してて、一番辛い時期に、もっと、辛くしてくれた歌をスキマスイッチは歌ってくれてるんですよ。

 

知りたいですか?

 

知りたいですか?

 

知りたいですか?

 

いいですよ。教えてあげましょう。。。。伝授差し上げましょうその極意を、、、!

 

1曲目【マリンスノウ】


スキマスイッチ / マリンスノウ

 

 この歌詞はとてつもなく良いです。

 

聴いてたら勝手に落ち込める要素しかない歌です。

 

聴けばわかるはず(クソ適当)

 

 

 二曲目【藍】

 


「藍」スキマスイッチ×秦基博

【愛】について、スキマスイッチが、優しく歌い上げてくれます。

 

この歌、ワンフレーズワンフレーズがいちいち沁みる。

 

歌い出しが

【愛】どこで誰が創造したもんなんでしょうか 難解なんだね

って、やばくね?

 

そんな流れで、サビがこれですよ。

恋愛の成功率はね 散々でね いつだって成就しないまま

とはいえ好きになっちゃうんじゃ もう嫌になるよ

やばいですよね。(やばいしか言ってない。)

 

で、極め付けが2番のサビですよ。

最大の問題点はね 現状じゃね どうしようもない関係だね

そのうえ会いたくなるんじゃ もう嫌になるよ

 

こんな歌詞、複雑な恋愛をしてる人には堪らないですよね。

 

以上です。

 

失恋の乗り越え方は自分で見つけるしかないですが、、毎回この言葉で締めくくることになりますが、

 

頑張って下さい。

 

では、また。

【短歌ください】を味見する。

どうもこんにちは。ぽくぽんです。(逆にぽくぽんではない人がこのブログ書いてたらそれはそれでぽくぽん。)

 

すみません、意味分かんないですよね。

 

さて、最近THUTAYAでドラマをよく借りて観てるんですが、借りたドラマを観て休日を終えますが、気付いたことがあります。

 

ちゃんと、日本語の字幕とかあったりすんですね。で、ふいに思ったのが

 

日本語って表現の仕方(言い方)が凄い豊かだな

 

って思いました。

 

例えば、英語で

 

【I WANT TO GO TO SHOPPING MOLL WITH YOU】

 

みたいな文とかあるとしたら、

 

日本語だと、

 

【私あんたとショッピングモール行きたいんでよね】

 

【ぼく、ショッピングモール君と行きたいんすよ】

 

【ショッピングモール行こうぜ一緒に】

 

【一緒に行ってくれない?ショッピングモールに】

 

まあ、例えが鬼下手だったのでなんとも言えないんですが、表現の仕方や言い方が日本語って無限大にあるなあって、なんか、そんな感じが凄く良く感じて、日本語って言いなって思いました。

 

さて、そんなこんなでこれから紹介する短歌も詠んでて『日本語っていいな』と思わずにはいられません。

 

因みにこの【短歌ください】は、ダヴィンチという雑誌の特集から始まりました。

一般の方々が、この短歌くださいに短歌を送り、著者の穂村弘さんが選んだ短歌についてコメントをするシステムです。

 

この短歌くださいの醍醐味は穂村さんが一般の方々が投稿した短歌を褒めに褒めまくる。

 

いやこんだけ褒められたら嬉しくなるよ。

 

短歌ください (角川文庫)

短歌ください (角川文庫)

 

 さて!個人的に読んでて、『あぁ、とても好きだなあ』と思う短歌をいくつか紹介させて下さい。

(気になったら是非本を読んで見て下さい。)

 

【もし俺が宇宙人でもとりあえずいい人止まりで終わるだろうな】 

 

これ詠んだ人が自分と同い年っていうのが本当に信じられません。

今まで生きててずっと『いい人なんだけどねえ』って言われてた僕だからこそこの短歌は心にきました。

 

同じ作者の方でもうひとつあります。

 

【あの夏と僕と貴方は並んでた一直線に永遠みたいに】

 

穂村さんはこの短歌を『「夏」と「僕」と「貴方」が「一直線」になると「永遠」が生まれる。ビンゴゲームみたい。そして、「一直線」という空間的な配置を「永遠」という時間要素に結びつけてるのが良い。』と言ってます。

 

めっさ褒めてるなと最初思ったんですが、最近すごく好きになりました。なんでだろ。この短歌の人絶対青春マンだし、夏大好きなんだろなって思わずに入られません。

さて次行きましょう。

 

 【じゃんけんでいつも最初にパー出すの知っているからわたしもパーで】

 

この短歌めっちゃいい。個人的に凄く好きです。というか、短歌でなくてもこんな気持ちを持ってるのが凄く好きだなと思った。それを短歌にのせて歌ってしまうこの人もやり手ですね。

 

穂村さんは『戯れと云えば戯れ。無意味といえば無意味。でも、このあいこには眩しい愛のようなものがある。チョキじゃないんだよなあ。』と言ってます。

最初は『え、チョキの方がいいんじゃないの?』って思ったんです。僕は。でもチョキで置き換えてみたらあいこの方が絶対いいんです。

実際にチョキで比べてみましょう。

 

【じゃんけんでいつも最初にパー出すの知っているからわたしもパーで】

 

【じゃんけんでいつも最初にパー出すの知っているからわたしはチョキで】

 

どうすか???あいこの方が良くないすか?

 

【最後だし「う」まできちんと発音するね ありがとう さようなら 】

 

この詩、実は18歳の女の子が詠んでるんですね。びっくりしました。

でもこんななんか凄く女の子っぽい(とても良い意味でですよ)詩詠めるの羨ましいなと思いました。

 

でも、とても切ない。

 

切ないのをもうひとつ。

 

【「マユミがなあ」初めて「彼女」の名を聞いて一歩前進、と喜ぶ愚かさ】

 

この詩の主人公はきっと、好きな人には彼女がいて、でも今の今までは彼女の愚痴など好きな人の口からこぼれなかったんでしょう。

だからこそ、好きな男の子から彼女の名前がこぼれたのは嬉しかった(男の子との距離が縮んだ)んだけど、実際は悲しさも含まれてるこの感情。

 

切ない。

 

次の短歌も切ないな。 

 

【「髪切った?」じゃなく「髪切ったんだね」と自信をもって言えばいいのに】

 

この気持ち。凄くわかります。女の子のネイルだったり髪型が変わってたり。髪の毛を切ってたらそこに気付いて「良いね」とか「似合うね」ってハッキリ言えれば良いんですけど、奥手な僕はそんなハッキリいえず、でも心の中で留めていたら後悔したっての連続でした。

 

因みにぼくは、好きな人に「髪切ったでしょ?」って聞いて「切ってないよどこ見てんの?」って言われました。ご、ごめん。。。。

 

【待ち合わせ時間を決めた瞬間に待ち合わせ場所にボクは待ってる】

 

穂村さんも『奇妙な感動を覚える』と評しているように、とても素敵な詩だなあと思いました。

 

【せんべいの欠片ちらばる卓伏台に二人がつくった真昼の宇宙】

  

これも直感的にいいなと思った短歌です。【真昼の宇宙】を穂村さんは絶賛してます。いや〜こんな風に日本語を扱える人になりたい。

 

【四年間使い続けたケータイの機種変更はすぐに終わった 】

 

穂村さんは『肌身離さず時間を共にしたものが、あまりにあっさりと切り替わってしまうことへの違和感』とコメントしてます。

そうなんですよ、僕は人間関係を思いだしました。

大学4年間結構頻繁に連絡とってた好きな人と社会人になった瞬間に全く連絡とらなくなって、そのいきなりの落差に戸惑いみたいな感情が生まれるんですよね。わかります。

(知ったか。)

 

【『ねむる』の『む』その字のふかさに気付くときあたしのあたまのうえにてのひら】

 

作者はこの短歌について『だいすきな人の隣で眠った時に、寝ると眠るの違いを実感した』とコメントしてます。

これ17歳の女の子ですよ???というか年とか関係なくこんな気持ちを短歌にのせるのが凄いよ。真似できない。  

 

【薬より効くのを私知っているコップ一杯あなたの唾液】

 

いや〜この短歌本当に好きです。

このメンヘラな感じ?(作者の方本当にすみません。)僕は本当に好きです。このね、【コップ一杯あなたの唾液】が最高に愛を感じます。

 

【死にました。当分君に会えません。そう思いこむ生きてゆくため】

 

女の人は失恋の立ち直りがはやいってききますが、男の人っていうか、ぼくは、本当に遅いです。だからこそ、この詩には共感しか生まれませんでした。

 

【「俺の車、軽なんだ」ってそんなので、アナタの評価、下がんないって】

 

この詩は女性が詩った短歌なんですが、この女性の彼氏、羨ましいです。

 

【閉じた時写真同士がキスをする卒業アルバム一つずれたい】

 

妄想好きにはたまらない短歌ではないでしょうか。

因みにぼくの大学の卒業アルバム、好きな人とはページが違うから全く写真同士がキスをすることすらありませんでした。

 

【たからもの生徒手帳に入れたままくせ字飛び散るきみの落書き】 

 

いや〜この詩、じゃんけんの短歌と同じくらい好きです。いや、一番好きかも。

 

なんで好きかって、好きな人が落書きしたぼくのノートがぼくもたからものなんですよ。

しかもやっぱり鉛筆とかで書いた落書きだから、消しゴムで消えたらどうしようとか変な心配したりしてる。てか、めっちゃ死守してる。(誰から?)

 

大学の講義こそ同じ授業とかとってたので、隣の席でずっと好きな人のこと見てましたよ。

ノートの端の空白使いながら会話したなあ。絵しりとりしたなあ。

寝てる横顔ずっと見てたかったなあ。

図書館で勉強してたら隣のテーブルで好きな人も勉強してたなあ。

空き教室で2人で喋ったなあ。あーメンヘラ。

 

そんなこんなですが、短歌くださいでした。

 

皆さんも気が向いたら読んで見てください。

 

では。また。